魔女とラフレンツェパロの話の元ネタ集とか裏設定とか
◆元ネタ 森の描写とギルベルトの描写「銀の髪に緋色の瞳、雪のように白い肌」:リクの通り「エルの絵本【魔女とラフレンツェ】」より
ルッツの吟遊詩人としての描写:同じく【魔女とラフレンツェ】より竪琴を弾く麗しき青年
空に響くルッツのハーモニカ:『美しきもの』の口風琴
長い間棘の生垣に覆われていたという薔薇の城:薔薇の塔で眠る姫君
戦争の遺跡:人生は入れ子人形
彫像家の稀代の傑作:天使の彫像
一人では耐えきれない重さでも、二人でなら大丈夫:雷神の系譜
最初と最後を魔法使いサラバントぽくしたかったけど、砂漠と森じゃちょっと違いすぎたので断念
◆裏設定
・親父殿ことフリードリヒは、最寄りの街の領主から廃嫡された子で、当時何故か出来た『穴』の番人という名目で十代の頃に街から追い出された
・そのまま死ぬことを望まれていたが、フルートで亡者をなぐさめそれでも出てきた亡者は猟銃で抹殺して番人としての役目を十全に果たしていた
・その領主の家に、森に銀髪赤目の気味悪い子が生まれたので森に捨てられたのをフリッツが拾い、次代の番人として育てる(それがギルベルト)
・とはいえ更に次代のことを考慮する(or手筈を整える)まもなくフリッツが亡くなる
・幼くして育ての親を亡くしたギルベルトはフリッツが言った通りに洞窟の番人をする
・ギルが知ってる曲が古いのは、フルートの師であるフリッツ親父が若くして街を離れたため(どっちも人外とかではない)
・フリッツが猟銃を使っていたのにギルベルトが剣で戦ってるのは、ギルが猟銃免許をもっていないため弾が買えないというしょっぱい理由 単純に剣のが合ってるというのもあるけど
・実は「純潔の結界」の話も親父から聞いていたけど、「男に対して『純潔の結界』ってなんだ?」と思ってスルーしていた模様
それを後日聞いたルッツが「ああ、うん、まあ、それは大丈夫だろう、俺ががんばればいいことだ」と微妙に言葉を濁したので最終的によくわかってない
・ルッツの友人(=フェリシアーノ)は長年会いたかった生き別れた兄に会ったはいいが塩対応されて、落ち込んだ矢先「死者に会える洞窟」の噂を聞いて、死んだ祖父に会いに行き森に飛び込んだ
ルッツは魔女の噂や森は危ないという話を聞いたあとでフェリを追って森に入った
ルッツの誤算はこういうときのフェリはとんでもなく足が速かったこと。それによって行商とのすれ違いが発生した。
・ルッツが誰かとの共寝に慣れているのはフェリシアーノが頻繁にベッドにもぐりこんで来ていたため
・とはいえ二人の間にやましいことは起こってないし、ルッツは当然のようにDT
・ギルベルトが髪を伸ばしていたきっかけは、実はルッツの父親(ゲルマンさん)
行商の護衛をしてたゲルマンさんを見て「かっけーーーー!!!!」と思ったギルが真似して長髪にしたけど、髪質が違いすぎてぼさぼさになって早々に諦めた
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